メールニュース

日本感情心理学会会員の皆様

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 ・日本感情心理学会 ニューズレター
 ・No. 73 (2016年5月11日)
 ・発行/著作権:日本感情心理学会事務局
 ・問い合わせ先:jsre-post@as.bunken.co.jp
 ・担当:日本感情心理学会事務局 薊 理津子
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【ヘッドライン】
 1.  平成28年熊本地震で被災した大学院生および学生会員の年会費免除に
     ついて
 2.  2016年日本感情心理学会第24回大会のお知らせ
 3.  24回大会「感情研究の現在を読む 3」発表希望者募集
 4.  24回大会「日本人研究者による英語口頭発表」 発表希望者募集
 5.  年会費改正等に伴う会則の改正について(再)
 6.  日本感情心理学会のシンボルデザイン募集(再) 
 7.  Emotoin Review の情報
 8.  Society for Affective Science の情報
 9.  愛知県警察心理職員採用募集のお知らせ
10.  事務局便り:筑波大学周辺のミニ情報
 
第24回大会のスケジュールとプログラムが公開されましたので、ご確認くださ
い。関心をお持ちの方にもお知らせいただければ幸いです。
詳しくは【2】をご覧ください。
また、学会のシンボルデザインの募集が今月20日締切となっております。
詳しくは【6】をご覧ください。
皆様の応募をお待ちしております。


感情心理学研究 最新号へのアクセス:Vol. 23(2015) No. 2
原著,短報,資料論文がご覧いただけます。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsre/-char/ja/

エモーション・スタディーズ公開サイトへのアクセス:vol.1(2015)No. 1
http://jsre.wdc-jp.com/emotion.htm

日本学術会議「ニューズレター」
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/1bu/index.html


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 【1】平成28年熊本地震で被災した大学院生および学生会員の年会費免除に
       ついて
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平成28年熊本地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

本会では被災をされた大学院生および学生会員の支援策として,2016年度年会費
免除を理事会において決定いたしました。
免除者の範囲は、災害救助法適用地域に本人、あるいは家族が居住する大学院生
および学生会員で、会員本人のみではなく、家計を支える方の被災も含まれます。
すなわち父母などの家計支持者が被災され亡くなられたり、家計支持者あるいは
会員自身が負傷された場合、あるいは家屋が損壊し、生活に困難をもつ大学院生
および学生会員が対象です。
申請にあたり、被災状況証明書を求めることもあります。

このことは、人道的な観点から行われるもので、ささやかですが、感情心理学を
共に学び、探究する会員への支援です。
なお、この支出に対しては寄附により財政的な補填を行い、財政負担にならない
ようにします。
つきましては、2016年度年会費免除を希望される方は、2017年2月末日までに下記
学会事務局へその旨ご連絡ください。

理事長 中村真

日本感情心理学会事務局 
〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター
TEL: 03-5389-6643  FAX: 03-3368-2822
担当:翠川・木崎

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【2】2016年日本感情心理学会第24回大会のお知らせ
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新緑の候,会員の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

第24回大会(2016年6月18日・19日開催,筑波大学)の大会全体スケジュールと
大会プログラムを公開いたしました。その他の情報も随時更新しておりますので,
ご参照いただければ幸いです。

大会会場(大学会館)は筑波大学構内にありますが,筑波大学の構内は非常に広い
ため,大会会場までは「つくば」駅(つくばエクスプレス:TX)より若干距離がご
ざいます。大会会場の近辺には宿泊ホテルはございません。「つくば」駅近辺の宿泊
ホテルは限りがございますので,遠方からお越しの先生方は,早めのご予約をお勧め
いたします。

つくばエクスプレス(TX)「つくば」駅近辺のホテル:
 ダイワロイネットホテルつくば
 オークラフロンティアホテルつくば
 オークラフロンティアホテルつくばエポカル館(※)
 ホテルグランド東雲(※) など
(※・・・エポカルと東雲は,駅から少し距離があります)

つくばエクスプレス(TX)「研究学園」駅近辺のホテル:
 ホテルマークワンつくば研究学園
 ホテルベストランド
 東横インつくばエクスプレス研究学園駅北口 など


本大会は,「癒やしと感情」というテーマで,特別講演&WSを1つ,シンポジウムを2つ,
企画しております。
また,大会前日(17日・金)には2つの若手企画も用意しております。詳しくは,下記の
【3】をご覧ください。詳細は,大会ウェブサイトをご覧ください。お一人でも多くの方
のご参加を心よりお待ち申し上げております。

大会委員長 湯川進太郎(筑波大学)
大会事務局長 関谷大輝(東京成徳大学)

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 【3】「感情研究の現在を読む 3」発表希望者募集
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日本感情心理学会第 24 回大会 若手研究者ワークショップ1
「感情研究の現在を読む 3」
日時:2016 年 6 月 17 日(金)14:00~16:00
会場:筑波大学 人間系学系棟 A101
企画・発表者:藤原 健(大阪経済大学)
木村健太(産業技術総合研究所)
藤村友美(産業技術総合研究所)
発表者:金井雅仁(筑波大学大学院)
白井真理子(同志社大学大学院)

企画趣旨:
感情研究の展開はその勢いを増し,様々な分野で活発な議論が行われているように見受
けられる。しかし,感情とは何で,どのように理解していくべきなのかという感情研究
の大きな問いに答えるためには,分野ごとでの細分化を進めるだけでは多分に心許ない。
統合的な視点に立ち,それぞれの実証的知見をまとめあげていく理論的な枠組みを見つ
めていく必要がある。

そこで今回は,感情理論に関する最新の議論を題材とすべく,Barrett らが展開する
Psychological Construction を中心とした研究会を実施したいと考えている。具体的に
は,これまで取り上げてきた Emotion Review 誌ではなく, 2014 年 10 月に出版された
The Psychological Construction of Emotion (Barrett, L. F., & Russell, J. A.)を
用いた読書会を企画する。企画の趣旨としては、Psychological Construction の考え方を
題材とすることで、感情理論について再考察,あるいは参加者それぞれの感情についての
考え方の再認識を促すことができればと思っている。そこで今回の読書会では、理論の概説
となっているPart I までを主な範囲とする(必要に応じて範囲は調整する)。基本的なスタン
スはこれまでと同様に、発表者の発表を議論の素地として参加者全員で好きなことを言い合い
ながら今後の感情研究の方向性を考えられるような会にしたい。もちろん、当日は非発表者
も奮ってご参加いただきたいと考えている。

本企画への質問や発表希望のご連絡は藤原(ken.fuji あっと osaka-ue.ac.jp)までお願いし
ます(あっとを@に変更してください)。発表したくても本が手元になくて困るという方も,
ご相談いただければできる限りでご対応いたします。

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 【4】「日本人研究者による英語口頭発表 発表希望者募集
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「日本人研究者による英語口頭発表
―ICP2016 を前に―」
日時:2016 年 6 月 17 日(金)14:00~16:00
会場:筑波大学 人間系学系棟 A202
企画者:高田琢弘(筑波大学人間系)

企画趣旨:
2016 年 7 月,International Congress of Psychology(ICP)が横浜で開催されます。
日本国内での開催は 44 年ぶりであり,既に参加・発表の申し込みをされた方も多いことと思
います。さて,英語を母国語としない私たち日本人研究者にとっては,英語での口頭発表は,
ポスター発表よりも,敷居が高く感じられるのではないでしょうか。
そこで本企画は,英語での口頭発表を後押しすることを目的として,研究会を開催したい
と思います。企画前半では,経験者の方に国際学会の体験談を発表してもらい,企画後半で
は,実際に英語での口頭発表(発表者は 3 人程度)を行う予定です。
また,下記の通り,本企画では会員の方から広く発表者を募りたいと考えております。こ
れから口頭発表をする予定の方や,英語でのポスター発表の経験はあっても口頭発表の経
験は無い方,英語が苦手な方の参加も歓迎いたします。非発表者の参加も可能ですので,皆
さま奮ってご参加下さい。

発表者の募集:以下の二種類の形式において,発表者となっていただける方を募りたいと思
います(どちらか一方でも,両方でも可能です)。
(1)過去の国際学会での英語口頭発表の体験談の発表(20 分前後を予定)。
(2)英語での口頭発表(質疑応答含め,1 人 20 分前後を予定)。
※ 既に国際学会で発表済みである内容や,ICP2016 で発表予定の内容でのご発表も歓迎
いたします。

発表をご希望される方は,「氏名・ご所属・希望される発表形式・発表題目」を明記の上,
高田(ttakada [at] human.tsukuba.ac.jp)までご連絡下さい。
連絡:本企画に関するご質問は,高田(ttakada [at] human.tsukuba.ac.jp)までご連絡下
さい

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【5】年会費改正等に伴う会則の改正について(再)
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 標記の件につきましては、事務委託費の値上げ、消費増税などへの対応を念頭
に、理事会、常任理事会で議論を重ねてまいりました。その結果を 踏まえて、
 今年度総会におきまして、具体的な改正案を提案し、ご審議をいただくことにな
 りました。
  つきましては、事前にその内容をご説明するため、参考資料を作成いたしまし
 たので、添付ファイル「会則改正のご提案」をご確認ください。総会には、是
 非ご出席いただき、ご審議をいただきますようお願い申し上げます。

 理事長 中村真

※ファイルにつきましては、前便をご確認ください。

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【6】日本感情心理学会のシンボルデザイン募集(再)
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本感情心理学会のシンボルとなるデザインを作成いたします。学会の顔として
末永く残るデザインゆえに,会員の皆様から基本デザインを募集させていただき
 ます。シンボルデザインは,学会誌・大会ポスター・大会プログラム・学会の発
 行する各種書類など,会員共有の財産として広く使わせていただく予定です。
 下記に募集詳細を記します。奮ってご応募願います。

 記
1. 募集内容
 日本感情心理学会のシンボルデザイン。何らかの形で学会名が入ったものとする。
 混乱を避けるため,以降は次の用語を用いる。
ロゴ: 文字だけのデザイン
 ロゴマーク: 文字+絵柄のデザイン
 シンボルデザイン: 今回募集する印。スタイルとしてはロゴかロゴマークとな
 る。
 具体的には,以下の2つのスタイルを募集する。
スタイル1: ロゴ
日本感情心理学会を表す文字(JSREも可)自体をデザイン化したもの。
スタイル2: ロゴマーク
 絵柄に日本感情心理学会を表す文字(JSREも可)を添えた組み合わせ。
 (イメージは添付ファイルをご覧ください。あくまでもイメージです)

2. 募集条件
・応募者は原則として本学会員会員に限る。
・選定作品には1万円の賞金を進呈。
・応募数は1 名あたり3 作品まで。
・応募作品はAdobe Illustrator 形式,パワーポイントなどのデジタル情報に限
る。水彩画などの手書きも可とするが,その場合はスキャンするなどして,デジ
 タル情報として送付のこと。
・作品の色はカラーでも単色でも可とする。カラーの場合は白黒(グレースケー
 ル)で印刷される可能性を考慮のこと。
・応募は電子メール添付にて(次項「3.作品の送付(応募方法)」参照)。
・ファイルサイズは3MB以内(あまり大きなものは使えないため)。
・下記「5.選定方法とスケジュール」に示したように,選定作品はデザイナーに
 よる修正過程を経るため,最終的にはそのデザイナーとの共作となる。
・最終的なシンボルデザインの著作権は本学会に所属するものとする。但し,著
 作権移転後も共作者として尊重し,同意を得られた場合は氏名を明示し顕彰する。

3. 作品の送付(応募方法)
  日本感情心理学会事務局 jsre-post@as.bunken.co.jp まで,添付ファイルにて
送付のこと。その際,件名を「感情心シンボルデザイン応募」とし,氏名・所属
・電子メールアドレスを本文に明記すること。

4. 募集期間
  2016年5月20日まで。

5. 選定方法とスケジュール
募集期間終了後,直ちに学会HPに応募作品を無記名で掲示。6/18からの筑波大会
で会員投票を行って,1位を決定。これを素案としてプロデザイナーが3案を作成。
 再度会員投票で決定する。
つくば大会以降のスケジュールは追ってご案内。

5. その他
・最終的なシンボルデザインは,本学会の不利益にならない限り,会員が自由に
使えることを原則とする。
・採用されなかった作品については著作権の譲渡依頼は行わない。
 
以上

※ファイルにつきましては、前便をご確認ください。

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 【7】Emotoin Review の情報
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最新8巻2号(April, 2016)へのアクセス
http://emr.sagepub.com/content/current

会誌のEmotion Reviewの特集について,Videoで紹介されています。
Emotion Review Video Abstracts
NEW: A special section in Emotion Review on Emotion and the Law
http://emr.sagepub.com/site/video/emr_abstracts.xhtml

会員になると,Emotion Researcherという,感情研究者にとって魅力的な記事が
つまった会報がWebで見れます。
ISRE's Sourcebook for Research on Emotion and Affectという欄では,新しく
Loveについて特集されています。タイトルと筆者は以下の通りです。

Passionate Love: The Forgotten Emotion (Elaine Hatfield and Richard Rapson)
Neural Markers of Interpersonal Attraction: A Possible New Direction for 
Couples Therapy (Stephanie Cacioppo)Brain Circuits for Parental Behavior
 and Love, with Implications for Other Social Bonds (Michael Numan)
Does True Love Need To Be Unconditional? (Berit Brogaard)
読んでみたくなったら,会員になってみましょう!

ご関心を持たれた方は,感情の国際学会に参加してはどうでしょう。
前回は昨年7月にスイスのジュネーブで開催されました(http://www.isre2015.org/)。
次回は2017年に開催される予定ですので、時おりISREのウェブサイトをご確認ください。
http://isre.org/

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 【8】Society for Affective Science の情報
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2017 SAS Annual Conferenceの日程
日時:April 27-29
場所:Westin Waterfront Hotel, Boston, Massachusetts USA

2016年の大会は先月終了しました。
来年は上記の日程で開催される予定ですので、SASのウェブサイトをご確認ください。

https://society-for-affective-science.org/

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 【9】愛知県警察心理職員採用募集のお知らせ
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このたび,愛知県警察の方で平成29年4月1日付採用で,心理職員若干名の採用があり
ます。業務内容は,住民サービス課、少年課、科学捜査研究所等で,犯罪被害者のカ
ウンセリングや心理鑑定等となります。
詳細につきましては,以下のページにあるPDFファイルに記されております。

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/jinji-syokuin/1kai-jyukenannai.html

受付は5/25までとなっております。

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 【10】事務局便り:筑波大学周辺のミニ情報
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24回大会は,筑波大学で開催されます。前日の企画から充実していて,会員の皆さんは,
いろいろと楽しみにされていることかと思います。
宇都宮大学では,もてぎ見学会などがあり,enjoyableな要素が明示されていました。
事務局長としては,筑波ということで,Jaxaをご紹介したいと思います。予約すると内部
見学が可能です!
http://fanfun.jaxa.jp/visit/tsukuba/tour.html#visit_tour
宇宙への希望,畏敬の念を感じたい先生は,是非。
(事務局長・有光)


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に寄与するものは,配信いたします。事務局までご連絡ください。
★現在事務局が把握している会員メールアドレスに一斉送信しております。
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 れる方,登録解除をご希望の方は,ご面倒ですが下記のアドレスまでご
 連絡ください。
 jsre-post@as.bunken.co.jp
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