メールニュース
日本感情心理学会会員の皆様
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・日本感情心理学会 ニューズレター
・No. 48 (2014年1月19日)
・発行/著作権:日本感情心理学会事務局
・問い合わせ先:jsre-post@as.bunken.co.jp
・担当:日本感情心理学会事務局長 有光 興記
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【ヘッドライン】
1. 日本感情心理学会第22回大会準備委員会からのお知らせ
2. 『感情心理学研究』特集「感情概念」への論文募集 締め切り迫る
3. 第7回 日本感情心理学会セミナーのお知らせ
4. HP更新のお知らせ
5. 大会発表賞受賞規程の制定
6. 学術貢献賞受賞規程の制定
7. 年会費納入のお願い
8. 日本心理学会第78回大会について
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
瞬く間に一年が過ぎました。昨年5月より事務局長を任じられましたが,
お役目を果たせているのかどうか,どうも役不足であった感が否めません。
反省しきりな一年でありましたが,昨年末に忘年会に参加するとなぜかすっきりしました。
「忘年」とは,「年の終わりに,その年にあった苦労を忘れること」とのこと。
1年という区切りがあるので,新たなスタートができることに感謝しております。
皆様におかれましては,本年が発展を遂げられるよい1年となりますことをお祈りしております。
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【1】日本感情心理学会第22回大会準備委員会からのお知らせ
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大会Webページがオープンしました。http://jsre.wdc-jp.com/conf/2014/
新たな情報が加わりましたら、その都度更新いたします。
会員の皆さんの研究成果ご発表の受付は、2月1日開始の予定です。
ご準備をよろしくお願いします。
5月30日午後には、若手支援企画として研究会と読書会が計画されています。
お知り合いや関心をお持ちの方にも、ご案内、ご回覧をお願いいたします。
○大会テーマ: 「社会的共生と感情」
○開催日程: 2014年5月31日、6月1日(5月30日にも若手支援企画、イベントを計画しています)
○会 場: 宇都宮大学大学会館 栃木県宇都宮市峰町350(宇都宮大学峰キャンパス)
○大会Webサイト:http://jsre.wdc-jp.com/conf/2014/
○問合せ先: 準備委員会事務局 jsre@utsunomiya2014.jp
○主なプログラム:
1.口頭発表、およびポスター発表
2.シンポジウム
(1)「いじめと文化」企画責任者:澤田匡人・石川隆行
「平等主義文化における排斥と蔑み」 池上知子(大阪市立大学)
「いじめを通して見た日英子ども文化比較」 金綱知征(甲子園大学)
「いじめと文化的心性との交点」 一言英文(ミシガン大学)
(2)「共感と紛争」 企画責任者:中村真・石川隆行
「共感の起源と発達(仮)」 長谷川寿一(東京大学)
「共感の社会的パースペクティブ」 遠藤由美(関西大学)
「武力紛争研究における感情の位置づけ」 清水奈名子(宇都宮大学)
3.YLR(Young Leading Researchers)連続講演「集団間紛争と怒り」企画責任者:石川隆行・澤田匡人
「怒りの維持と他者への共感-言語化による新たな視点の獲得-」遠藤寛子(筑波大学)
「“我々”としての感情とは何か?─集団間紛争における情動の役割を中心に─」
縄田健悟(京都文教大学)
4.総会
5.懇親会
○準備委員会(主要メンバー)
委員長 中村真・副委員長 澤田匡人・事務局長 石川隆行
◎若手支援企画(大会関連企画として5月30日午後に開催)
1.「嫌悪の基礎と臨床研究会」 企画者:岩佐和典(就実大学教育学部)
2.「感情研究の現在を読む」 企画者:藤原 健 (京都大学経営管理大学院) ・
木村健太 (関西学院大学文学研究科)
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【2】『感情心理学研究』特集「感情概念」論文募集
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感情心理学研究・特集 「感情概念について考える」論文募集
感情は人間を特徴づける重要な側面であり、心理学にとどまらず様々な学問分野で取り上げられる重要な
研究テーマである。これらの研究は、対象である感情についての一定の定義・理解に基づいて行われてい
るが、そこに多様性・曖昧さがあることは、これまでも繰り返し指摘されてきた。確かに、異なる研究方法に
よって、多様な「感情」の、諸側面についての理解が深まることは重要であるが、同時に、個々の研究を体
系的にとらえ、全体として総合的に理解することもまた不可欠であり、学際的議論の場においても、このよ
うな総合的理解に結びつく感情概念の分析と整理が強く求められている。
このような問題意識に基づき、日本感情心理学会2013年度年次大会において、シンポジウム「感情概念
の領域横断的検討:研究の歴史と方法の観点から」が企画され、様々な観点からの話題提供と活発な討
論が行われた。この討論の中で、今後も、感情とは何かという根源的な問題を継続的に検討する必要があ
り、そのためにも、今回の議論を形として残すべきであるという議論があった。
この特集は、この議論をきっかけに企画されたものであり、感情研究者がその歴史の始まりから問い続け
てきた、感情とはそもそも何かという古くて新しい問いかけを、「感情概念」が感情研究においてどのように
取り扱われているかという観点から改めて取り上げ、「感情」研究を目標とする本学会において、継続して
検討を行うための糸口を提供することを目的とする。そのため、論文一本当たりの分量を抑え、シンポジウ
ムで論じられていないテーマを含めて、なるべく多くの観点に立つ論文を掲載することによって、読者に多
様な議論を紹介し、感情概念に対する再検討を行いたいと考えている。感情概念に関する完成された論文
はもとより、萌芽的、挑戦的議論も広く歓迎する。
特集責任編集者:中村真(宇都宮大学)・伊藤美加(京都光華女子大学)
1. 掲載予定巻号
22巻1号(2014年7月頃発刊見込み)
2. 論文の執筆と取り扱い
論文の分量は原則的に短報と同程度(刷り上がり6ページ以内)とし、執筆と取り扱いは、本学会の執筆投
稿規程・編集規程に準拠する。
ただし、査読は特集責任編集者か、別途特集責任編集者が選定した査読者が行う。
3. 論文投稿締め切り日
2014年1月末日
4. 投稿先
http://mc.manuscriptcentral.com/jsre (※一般の投稿論文と同様)
「著者・表題」および「原稿・要旨」のファイル冒頭に、それぞれ「感情概念について考える」と明記してください。
5. その他
本特集についてのお問い合わせは、下記までお願いいたします。
特集責任編集者:伊藤美加(京都光華女子大学)ito-mika@mail.koka.ac.jp
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【3】第7回 日本感情心理学会セミナーについて
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本年度のセミナーのテーマ,日時が決定されました。
興味をお持ちの方も多いと思いますので、お知り合いにもぜひご周知ください。
第7回 日本感情心理学会セミナー
「ルール・道徳・感情」
人は、なぜ利己的に振る舞うだけでなく、規範・制度・道徳に従って行動し、社会を維持できるのか。
これは社会科学全般にとって根源的な問いのひとつです。近年、心理学や社会認知神経科学においても、
こうした問題についての研究が発展しています。このセミナーでは、昨年出版され話題になった
『ルールに従う』を翻訳された瀧澤弘和先生をお招きし、進化心理学、感情心理学の立場からの議論とあわせて、
この問題について考えたいと思います。
日時 :2014年3月8日(土) 13:00~17:00
会場 :名古屋大学 東山キャンパス 文系総合館カンファレンス・ホール
http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/higashiyama/lang.html
講師 :
◆講演1 瀧澤弘和(中央大学)「経済学的人間像はどのように変わるのか」
◆講演2 大坪庸介(神戸大学)「道徳違反・ルール違反に対する怒り反応」
◆指定討論 宇津木成介(奈良産業大学)
どなたでもご参加いただけます。
主催:日本感情心理学会お問合せ:ohira @ lit.nagoya-u.ac.jp
昨年度と同じように、会場近くで懇親会も予定しています。
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【4】HP更新のお知らせ
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日本感情心理学会では,HPの情報の更新作業を行っています。
今回は,以下のような情報をアップしました。
1.過去のセミナー情報
http://jsre.wdc-jp.com/information.htm
2.「感情心理学研究」 優秀論文賞 受賞者
http://jsre.wdc-jp.com/jsre.htm
3.大会優秀発表賞 受賞者
http://jsre.wdc-jp.com/annual_convention.htm
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【5】大会発表賞受賞規程の制定
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年次大会における発表賞は今年度より4つに増えましたが,そのための規程を制定いたしました。
「優秀研究賞」,「独創研究賞」,「グッドプレゼンテーション賞」,「精励発表賞」の4つの賞があります。
詳しくは,ホームページをご覧下さい。
http://jsre.wdc-jp.com/annual_convention.htm
次回の「感情心理学会年次大会」では是非ともご発表ください。
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【6】学術貢献賞受賞規程の制定
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感情心理学に特に貢献をした会員を表彰するため,「感情心理学研究」に3回掲載されるごとに表彰する
という「学術貢献賞」を制定しました。
回数カウントは,「感情心理学研究第21巻1号」掲載論文からです。
詳しくは,ホームページをご覧下さい。
http://jsre.wdc-jp.com/jsre.htm
「感情心理学研究」へのご投稿をお待ちしております。
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【7】年会費納入のお願い
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昨年12月に会費未納の会員の方に年会費納入のお願いと納入書をお送りしています。
学会の運営は,会員の皆様の会費によって成り立っています。
年会費納入にご理解,ご協力を賜りますよう,何卒よろしくお願い申し上げます。
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【8】日本心理学会第78回大会について
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大会のホームページが開かれています。
会員カードなどの情報あり。
http://jpa2014.com/index.html
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