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日本感情心理学会会員の皆様

・日本感情心理学会 ニューズレター
・No. 43 (2013年6月13日)
・発行/著作権:日本感情心理学会事務局
・問い合わせ先:jsre-post@as.bunken.co.jp
・担当:日本感情心理学会事務局長 有光 興記


【ヘッドライン】
1.第21 回(2013 年)大会発表賞について
2.第22 回(2014 年)日本感情心理学会年次大会について
3.『感情心理学研究』「学術貢献賞」の新設について
4.『感情心理学研究』審査規程の改正について
5. 学会開催情報
前回のニューズレターは役員体制,編集体制のご報告でしたが,今回は大会賞や『感情心
理学研究』の新しい賞の設置や審査規程の改正という,会員の皆様にとって大変重要な情
報となります。ご覧いただければ幸いです。
引き続き会員の皆様からの情報提供もよろしくお願いします。

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【1】第21 回大会(2013 年)大会発表賞について
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第21 回大会(東北大学)における発表賞が,以下のように決定されましたので,ご報告い
たします。おめでとうございました。
◆優秀研究賞(1 本): 大隅尚弘・梅田聡・大平英樹「身体の覚醒の低下はサイコパシー
とリスク選択をどう結びつけるか―媒介分析による検討」
◆独創研究賞(1 本): Wiwattanapantuwong, Juthatip ・本多明生・阿部恒之「東日
本大震災・復興活動に対する感情的地域差」
◆グッド・プレゼンテーション賞(同点3 本):
中俣友子・平野大二郎・阿部恒之「ゴミの不法投棄抑制要因と嫌悪感情」
木村昌紀・毛新華「日本人と中国人の親密なコミュニケーションは何が違うのか?―未知
関係と友人関係を対象にした検討」
藤村友美・岡ノ谷一夫「情動喚起画像の文脈的複雑性の評価―驚愕反射を用いて」

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【2】第22 回(2014 年度)日本感情心理学会年次大会について
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他学会の開催日程等を考慮し、以下の日程で開催することになりました。
充実した大会を開催できるよう準備を進めてまいりますので、是非ご参加ください。
大会HP 等を開設しましたら、改めてご案内いたします。
会期:2014 年5 月31 日(土)、6 月1 日(日)
会場:宇都宮大学大学会館
栃木県宇都宮市峰町350 宇都宮大学峰キャンパス
問合せ先:takayuki-i@cc.utsunomiya-u.ac.jp

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【3】『感情心理学研究』に「学術貢献賞」が新設されました
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「感情心理学研究」に、以下の条件で、「学術貢献賞」がされました。
(1)資格、条件: 著者として(第一著者に限らず、何番目でも)3回掲載されるごとに
表彰する。ただし、3 回とも会員として掲載されたものに限る。繰り返し表彰の対象とな
りうる(表彰されるごとにカウントをリセットし、新たにカウントを始める)。
(2)第21 巻掲載論文からカウントを開始する。
(3)カウントについては編集事務局が管理する。
この賞の新設に伴い,優秀論文賞の規程を改正しました。
「感情心理学研究」へのご投稿をお待ちしております。

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【4】『感情心理学研究』に審査規程の改正について
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「感情心理学研究」に投稿された論文の審査の結果が、C 判定となったときに次回投稿は新
規投稿として扱うという規程がありましたが、実際の運用上は継続審査となっており、責
任担当も査読者もそのまま継続することが通例となっていました。これに伴い、著者は新
規投稿と考えるため修正表を添付しない(添付しても簡素なもの)が査読者は修正表を必
要とするという問題が発生しました。この問題は編集委員会、責任担当、および査読者に
波及するものであり、特に査読者に対して不親切な問題となっていました。査読者はボラ
ンティアですが機関誌の安定的な刊行には欠かせない存在ですので、査読者の負担を軽減
した上で査読の質を向上させることが機関誌の質向上にもつながるはずです。さらに、実
質上の継続審査という運用状況に鑑み、論文のやり取りサイクルについて明示した方が良
いという指摘もありました。これは著者にとって論文受理までの明確な指針となることが
予想され、スムースなやり取りが可能となるメリットがあると考えられます。このような
理由から、全面改定ではありませんが次の事項に沿って改定をいたしました。
以下に、改定の主な事項をお知らせします。詳しくは、WEB 上の規程をご覧ください。
URL:http://jsre.wdc-jp.com/jsre.htm
改定の主な事項
1. C 判定の扱いおよび短報のやり取り(審査規程 第8 条)
【改定】
C:要再検討 採択するには不十分な点がかなり多いが,データの追加や再実験を
求めるほどではない可能性があり,将来的には採択の可能性があると見込まれるも
の。再投稿の際には,査読コメントを踏まえて十分に加筆修正することを求め,改
めて査読を行う。初回審査後は原則として6週間以内(短報は4週間以内),それ以
降の審査後は3週間以内での修正等が可能と見込まれなければならない。修正と再
審査のサイクルは,初回審査を含めて最大3往復とする。
2. 条文の改定(審査規程 第8 条)
【改定】
ただし,初回審査後の投稿者による修正期間は,条件付採択が3週間以内(短報は2
週間),2回目以降の審査後の修正期間は2週間以内,要再検討が6週間以内(短報
は4週間),2回目以降の審査後の修正期間は3週間以内とする。修正と審査のサイ
クルは,どの論文カテゴリにおいても初回審査を含めて最大3往復とするので,査
読者が条件付採択あるいは要再検討の判断を行う場合には,この期間で修正が可能
であることが条件になる。
3. 条文の改定(審査規程 第11 条)
【改定】
条件付採択および要再検討の場合,第8条に定めた修正と審査の最後のサイクルに
おいて,必ず採否の判断を行うものとする。
4. 付則の追加
【追加】
3. 本規程は、平成25 年6 月30 日から施行する。

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【5】学会開催情報
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1.日本パーソナリティ心理学会第22 回大会(江戸川大学,2013 年10 月12 日~13 日)
大会予約参加申し込み、原稿の締め切りを6 月20 日(木)まで延長します。新規入会者の
大会ご発表に関する措置となりますが、一般会員、院生会員の皆様にも一律適用となりま
す。詳しくは、「大会までのスケジュール」をご確認ください。
http://www.edogawa-u.ac.jp/~jspp22//

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