ニューズレター
日本感情心理学会会員の皆様
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・日本感情心理学会 ニューズレター
・No.150 (2022年6月10日)
・発行/著作権:日本感情心理学会事務局
・問い合わせ先:jsre-post@as.bunken.co.jp
・担当:日本感情心理学会事務局 蔵永瞳
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ヘッドライン
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【1】公認心理師教育コアカリキュラム案 中間報告へのパブリックコメントの募集
【2】若手研究者をとりまく評価に関する意識調査(webアンケート)(日本学術会議より協力依頼)
【3】第40回日本生理心理学会大会・日本感情心理学会第30回大会 合同大会2022 抄録〆切につきまして
(本大会に参加された方へ)
【4】情報トピックス
【5】エモーション・スタディーズ(ES)特集企画・特別号企画の募集について
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【1】公認心理師教育コアカリキュラム案 中間報告へのパブリックコメントの募集
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公認心理師養成大学教員連絡協議会(公大協)が公認心理師養成に関するコアカリキュラムを考案中です。
https://psych.or.jp/qualification/shinrishi_info/20220620_public-comment/
⇒上記の中間報告ver.2.1をご覧ください。
「感情・人格心理学」等,様々な公認心理師関連科目について何を教えるべきか,コアとなるカリキュラ
ム内容を作成することが目的となっております。
現在,パブリックコメントを募集中です。
募集期限は,2022年6月20日となっております。
コアカリキュラムについて,ご意見がございましたら,以下のサイトからお知らせください。
https://forms.gle/8gpYHW9pUDwT93m28
どうぞ,よろしくお願いいたします。
理事長 有光興記
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【2】若手研究者をとりまく評価に関する意識調査(webアンケート)(日本学術会議より協力依頼)
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1.調査目的
世界的な競争、評価をめぐる問題、キャリアパスに関する課題など、若手研究者をめぐる研究・知識生産
の環境は多くの課題を抱えています。
この調査では、若手研究者にとっての評価について分析することで、知識生産をめぐるより良いエコシス
テムの形成に寄与することを目的としています。
2.調査対象
45歳未満の若手研究者の方々(大学院生や若手の専門職を含む)
3.アンケートサイト
(1)URL(こちらからご回答いただけます。回答は任意です。)
https://r10.to/yaj2022
(2)所要時間:10分程度
(3)回答締切:2022年7月5日(火)
4.結果の公開
得られた結果は、学術的な分析を行った上で、報告書やオープンアクセス論文などの形で公開・議論しま
す。そして報告やデータに基づいた提案を、政策担当者をはじめ広く社会に共有していくことで今後の研
究エコシステムのあり方とそのための科学技術・学術政策を考察するために積極的に活用していきます。
また、ご回答いただいたデータは、個人が特定されない形で、多様な方の検討や学術的利用の促進のため
にオープンアクセス化を行います。
<アンケート問い合わせ先>
日本学術会議若手アカデミー 小野悠
E-mail:25yaj-survey@googlegroups.com
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【3】第40回日本生理心理学会大会・日本感情心理学会第30回大会 合同大会2022 抄録〆切につきまして
(本大会に参加された方へ)
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合同大会感情心事務局の一言です。
今大会にご参加いただき、あらためましてありがとうございました。
ご発表いただいた先生方におかれましては、6月10日(金)が発表要件を満たすための通常の(大会発表賞
候補希望でない)発表抄録の〆切日となっております。まだご提出でない先生におかれましては、抄録の
ご提出をお願い申し上げます。
https://conference.wdc-jp.com/jsre-jspp/abstract.html
最後になりましたが、今大会では大変お世話になりました。
またの機会にお会いできるのを楽しみにしております。
合同大会事務局
一言英文
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【4】情報トピックス
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感情研究に関わる情報をピックアップしてお伝えします。
◆論文情報
感情心理学に関わる雑誌で、以下の論文が新たに公開されています。雑誌名と新しく公開された論文の
キーワードを以下にご紹介します。
・Cognition and Emotion誌
keywords:Prosocial behaviour and emotional processes; Pupil dilation and emotional
reactivity; Hope and fear; Affect-based decision making; Emotion communication to infer
intentionality
https://www.tandfonline.com/action/showAxaArticles?journalCode=pcem20
・Emotion誌
keywords:Moral outrage; Social status and emotional responses; A prototype analysis of
hope; Increases in loneliness; The cross-modal transfer of emotional information from
voices to faces; Alterations in facial expressions of emotion; The expanding class
divide in happiness; Anticipated and anticipatory pleasure; Compulsive internet use and
emotion regulation; Neural representations of awe; Cognitive reappraisal as emotion
regulation; Automatic facial reactions to emotional body postures; Bipolar spectrum and
emotion dynamics; Emodiversity, health, and well-being
https://psycnet.apa.org/PsycARTICLES/journal/emo/
・Emotion Review誌
The undoing effect of positive emotions; Epistemic feelings; The feelings of goals
hypothesis; Empathy and caring
https://journals.sagepub.com/home/emr
◆国際会議情報
今年度、感情心理学関係の国際会議が以下の日程で開催されます(前号に引き続き、既に終了したものも
参考用に掲載します)。
詳細については以下URLをご覧ください。
※前号からアップデートされた情報には、冒頭に【NEW!】がついています。
【情報収集協力:一言英文・武藤世良】
・APS (Association for Psychological Science):
2022 APS Annual Convention
終了
https://www.psychologicalscience.org/conventions/2022-aps-annual-convention
・IACCP (International Association for Cross-Cultural Psychology):
2022 IACCP2022
July 12-16, 2022
Online
https://iaccp2022.com
・【NEW!】AASP (Asian Association of Social Psychology):
AASP 2021
July 13-15, 2023
Education University of Hong Kong, Hong Kong
https://asiansocialpsych.org/conferences/
・【NEW!】ISRE (International Society for Research on Emotion)
ISRE2022
July 15-18, 2022
University of Southern California, Los Angeles
https://web.cvent.com/event/958d5907-c2f6-4e2d-a783-7e2ec267fcc0/summary
ISRE2022では、先日の合同大会の特別講演で今田寛先生がふれられていた、アフェクティヴィズム
(affectivism)に関するプレカンファレンスが開催されます。
Pre-Conference: A Multidisciplinary Investigation of Affectivism
https://www.unige.ch/cisa/research/current-specific-research-projects/affectivism/
isre-pre-conference/
この企画の基となっているDukesら64名の論文は下記から読むことができます。
名だたる感情研究者が理論的立場を越えて一堂に名を連ね(例えばEkmanもRussellもSchererも!)、
今後の感情・情動研究の学術的位置づけを示そうとしている重要文献かと思われますので、未読の方はぜ
ひご一読ください。
Dukes et al. (2021). The rise of affectivism, Nature Human Behaviour, 5, 816-820.
https://doi.org/10.1038/s41562-021-01130-8
なお、ほかにもプレカンファレンスは魅力的なものが揃っております。
今年のISREに参加される方はぜひプレカンファレンスへのご参加もご検討ください。
https://web.cvent.com/event/958d5907-c2f6-4e2d-a783-7e2ec267fcc0/websitePage:
98e63d03-ac69-4082-8cff-16c199f0dfed
・【NEW!】SPSP (Society for Personality and Social Psychology):
SPSP 2023
Feb 23–25, 2023 (Call for submissions: June22-July20, 2022)
https://meeting.spsp.org
・【NEW!】ICPS (The International Convention of Psychological Science):
ICPS 2023
March 9-11, 2023
Brussels, Belgium
https://www.psychologicalscience.org/conventions/icps-2023
◆その他、以下もご活用ください。
・感情心理学研究バックナンバー
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsre/-char/ja/
・エモーション・スタディーズ バックナンバー
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/ems/-char/ja/
・日本感情心理学会Twitter
https://twitter.com/jsre_pr
・日本学術会議「ニューズレター」
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/1bu/index.html
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【5】エモーション・スタディーズ(ES)特集企画・特別号企画の募集について
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ES誌の特集企画は,会員であればどなたでも提案することができます。(下記URLには,これまで発行さ
れた特集のリンク,規程も公開しておりますのでご参照ください。)毎年4月30日を期限に企画案を募集
しています。募集要領をご覧になった上で,ふるってご提案ください。
また,定期発行分に加えて,ES特別号を発行しています。ES特別号とは,会員が自ら特集を企画し,発行
したいという場合に,必要な経費を負担していただくことで,その特集を発行できるようにするためのプ
ラットフォームです。
具体的には科学研究費等の研究成果やシンポジウム等の発表内容の公刊を念頭に置いています。ぜひ特別
号もご活用ください。ES特別号についても「ES特集号に関する申し合わせ」をご覧になった上で,ふるっ
てご提案ください。問い合わせは,随時,学会事務局までご連絡ください。
参考:http://jsre.wdc-jp.com/emotion.htm
ES編集委員会
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★ニューズレター配信日:毎月10日
★記事掲載依頼受付期限:毎月5日
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