ニューズレター

日本感情心理学会会員の皆様

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 ・日本感情心理学会 ニューズレター
 ・No. 113 (2019年9月10日)
 ・発行/著作権:日本感情心理学会事務局
 ・問い合わせ先:jsre-post@as.bunken.co.jp
 ・担当:日本感情心理学会事務局 蔵永瞳
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 ヘッドライン
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日本感情心理学会員を対象とした学術プログラム委員会承認企画の調査(詳細は【3】)に
ご協力いただいた会員の皆様、誠にありがとうございました。
回答締め切りを9/30(月)まで延長しましたので、
未回答でご協力いただける方は下記URLからご回答を何卒よろしくお願いいたします。
https://bit.ly/2xh1soF

【1】2019年度 精励発表賞 受賞者
【2】倫理問題に関する調査報告
【3】2020年度(第28回)大会の予定
【4】日本感情心理学会学術プログラム委員会承認企画「感情の定義の多義性を考える」調査へのご協力
のお願い(9/30(月)まで)
【5】感情心理学ハンドブック発行のお知らせ
【6】第14回日本感情心理学会セミナー(シンポジウム:感情を考える-理論から応用まで-)開催のご
案内
【7】日本老年精神医学会・第4回心理士講習会のお知らせ
【8】情報トピックス
【9】エモーション・スタディーズ(ES)特集企画・特別号企画の募集について


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【1】2019年度 精励発表賞 受賞者
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精励発表賞は、会員から自己申告を受け、理事会で確認・審議・決定した方に授与されます。
本年度は、下記の3名に精励発表賞を授与することが決定しましたのでお知らせ致します(敬称略)。

林萍萍(大阪商業大学)
岩佐和典(就実大学)
山本晶友(上智大学)


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【2】倫理問題に関する調査報告
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本学会機関誌『感情心理学研究』への投稿論文につきまして,昨年度(2018年度),「投稿倫理規程」に
ある研究倫理に違反する問題が指摘されたため,「倫理委員会規程」に従い,本年度(2019年度)にかけ
て調査委員会による調査が行われてきました。常任理事会の審議を経て,この度,その報告書がまとまり
ましたので,「倫理的問題の処理手続に関する規程」に従い,本学会会員のみなさまへ調査のご報告をさ
せていただきます。詳しくは,学会ホームページをご覧下さい。
http://jsre.wdc-jp.com/index.html


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【3】2020年度(第28回)大会の予定
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日本感情心理学会2020年度(第28回)大会は,岩佐和典大会委員長のもと,2020年6月5日~7日に開催さ
れる予定です。新たな情報が入り次第,あらためてお伝えします。


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【4】日本感情心理学会学術プログラム委員会承認企画
「感情の定義の多義性を考える」調査へのご協力のお願い(9/30(月)まで)
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ニューズレターの7月10日号、8月10日号、8月16日臨時号でもお伝えしております通り、現在、会員のみ
なさまを対象に、感情の定義に関するWeb調査が行われています。この調査は、本学会学術プログラム委員
会の承認を受けて実施されているもので、本学会としては初めての試みになります。
「感情」という、感情研究者にとってまさに鍵となる重要な概念について、会員の皆様がどのようにお考
えかを、是非、お聞かせください。調査結果は皆様と共有し、学会としても、今後の感情研究に役立てた
いと考えております。

調査の詳細は以下の通りです。

【9月30日(月)】まで締め切りが延長されましたので、ご回答のほど、どうぞよろしくお願いします。


理事長 湯川進太郎
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日本感情心理学会第25―27回大会プレカンファレンス企画
「今,改めて問う『感情とは何か』(1)―(3)」の一連の成果と課題を踏まえ,
「感情の定義の多義性を考える」という企画名で,
日本感情心理学会学術プログラム委員会の承認を受けて本研究を実施することとなりました。
本アンケートは,日本感情心理学会の学会員を対象としております。
以下の説明をご確認の上,アンケートにご協力ください。
回答期間は,2019年6月28日(金)~9月30日(月)です。
※回答締め切りを1か月間延長しました。

1. 本研究の目的と方法
感情は,心理学内の様々な分野だけでなく,他の学問領域,そして私たちの
日常生活にも広く関わる概念です。しかしながら,感情心理学者の中でも,
「感情」の定義に関しては明確な合意が得られないまま今日にまで至っています。
そこで本研究では,感情心理学者がどのように感情という概念を定義しているのか,
また,感情の定義に関わる諸問題についてどのように考えているのか,
その現状をアンケート調査により把握し,今後の感情研究の方向性を提案することを
目的としております。調査にかかる時間は20分程度です。

2. 調査対象
日本感情心理学会の会員を対象としております。感情研究に直接かかわっている
会員の皆様が感情についてどのように考えているか,その実情を調べることが目的です。
得られた研究成果は,今後の学会全体での議論の材料としてご活用いただけるよう,
学会や学術雑誌などでの発表を通して会員の皆様に広く公開していく予定ですので,
何卒ご協力をお願い申し上げます。

■回答方法
回答は下記URLからお願いいたします(PC・スマートフォン・タブレット対応)。
複数の自由記述欄がありますので,お時間に余裕のあるときに回答しやすい
デバイスからご回答ください。

https://bit.ly/2xh1soF

※途中で回答を中断しても、最後の画面で回答を送信するまでは、
このURLに再度アクセスすれば回答を中断したページから回答の再開が可能です。
一部のページを除いて画面が前後戻れるようになっていますので、
自由記述の回答もお時間のあるときにぜひお願いいたします。

■この研究は,日本感情心理学会学術プログラム委員会の承認を受けております。
また,同志社大学心理学部倫理審査委員会の承認を受けております(審査番号:SJ1942)。

■お問い合わせ・連絡先
お茶の水女子大学 武藤 世良 muto.sera@ocha.ac.jp
同志社大学心理学部 白井 真理子 mashirai@mail.doshisha.ac.jp


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【5】感情心理学ハンドブック発行のお知らせ
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本学会企画・編集の「感情心理学ハンドブック」が,北大路書房から発行されます。
会員の皆様に限り,期間限定の割引価格が設定されましたので,この機会に是非ご購入ください。
日本心理学会大会期間中の書籍販売のコーナーでは現物をご覧いただくこともできます。

「感情に纏わる様々な研究を渉猟し現時点の到達点を示す。個人内過程,個人間の差異,
さらに社会との関わり,という観点から内容を構成。自己,身体,脳,認知,発達,進化,
文化,人間関係,コミュニケーション等のテーマ毎に編集された章を通して読者に明確な
パースペクティブを与える。感情心理学を学ぶ者にとっての必読書。」(本書案内文より)

詳細は添付ファイルをご覧ください。


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【6】第14回日本感情心理学会セミナー
(シンポジウム:感情を考える-理論から応用まで-)開催のご案内
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シンポジウムタイトル 『 感情を考える-理論から応用まで-』
http://kgu-caps.com/news/2772/

企画趣旨: 本シンポジウムでは、ネガティブ感情、ポジティブ感情を含めて
感情が持つ様々な機能や役割に着目しながら生起メカニズムの解明をめざして、
感情の理論から応用研究の可能性を探る。

企画:片山順一・佐藤暢哉・大竹恵子(関西学院大学)
話題提供者:大平英樹(名古屋大学)「内受容感覚の予測的符号化による感情と意思決定の創発」
話題提供者:岡村尚昌(久留米大学)「ポジティブな心理状態がストレスや心身の健康に与える影響」
話題提供者:筒井健一郎(東北大学)「経頭蓋磁気刺激を用いた前頭連合野皮質の認知情動機能の解明」
指定討論者:福島宏器(関西大学)

日時:2019年10月5日(土) 13:00~15:00

会場:関西学院大学上ケ原キャンパス F号館102号教室
https://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_000374.html

シンポジウムへの参加費:無料

シンポジウム後の懇親会(別途)
※ 懇親会への参加をご希望の方は、会場設定の都合上、【9/30(月)まで】に
関西学院大学 高橋良幸(fjq61112 [at] kwansei.ac.jp)までご連絡をお願いいたします。

共催:関西学院大学応用心理科学研究センター(CAPS)
本シンポジウムは、私立大学戦略的基盤事業「情動概念の再構築:心理科学の新たな挑戦」
プロジェクトhttp://kgu-caps.com/  のCAPSシンポジウムの一環として企画し、
日本感情心理学会のセミナーとしても開催するものである。

なお、参加予定の方は(関西学院大学以外の方は)、大変お手数ですが、
場所・時間変更などがあった場合の連絡のため高橋良幸(fjq61112 [at] kwansei.ac.jp)まで
ご一報いただけると幸いです(必須ではありません)。
どうぞよろしくお願いいたします。
問合せ:関西学院大学 高橋良幸(fjq61112 [at] kwansei.ac.jp)


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【7】日本老年精神医学会・第4回心理士講習会のお知らせ
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【日本老年精神医学会・第4回心理士講習会】
日 時:2019年10月27日(日)13:00~15:20
会 場:損保会館,4F(東京都千代田区神田淡路町2-9)
プログラム:
「心理職のための神経画像の見方」 
北村  伸((医社)仁寿会中村病院) 
「神経心理学的検査の使い方」 
小西 海香(慶應義塾大学医学部精神神経科学教室)

参加費:事前申し込み 5,000円,当日参加 7,000円
申込方法: 学会ホームページ http://www.rounen.org/ よりお申込みください.

 
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【8】情報トピックス
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感情研究に関わる情報をピックアップしてお伝えします。

◆国際会議情報(Society for Affective Science)
2020 SAS Annual Conferenceの日程は以下の通りです。
開催期間:April 23-25, 2020
場所:The Park 55 Hotel, San Francisco, CA, USA
詳細:https://society-for-affective-science.org/

◆論文情報
・Cognition and Emotion誌に、Disgust に関する論文が新たに公開されています。
https://www.tandfonline.com/action/showAxaArticles?journalCode=pcem20

・Emotion誌に、A brief behavioral measure of frustration, Emotion perception, 
Interpretations of emotional expressions, Judging the mood of the crowd, 
Language processing induces weaker emotions, Positive illusions, Emotion regulation, 
Empathizing with sad  individuals, Gratitude等に関する論文が新たに公開されています。
https://psycnet.apa.org/PsycARTICLES/journal/emo/

・Emotion Review誌に、Empathyに関する論文が新たに公開されています。
https://journals.sagepub.com/home/emr

・実験社会心理学研究に、怒りの感情表出に関する論文が新たに公開されています。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjesp/list/-char/ja

・社会心理学研究に、他者の感情理解に関する論文が新たに公開されています。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jssp/list/-char/ja

◆その他、以下もご活用ください。
・感情心理学研究バックナンバー
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsre/-char/ja/

・エモーション・スタディーズ バックナンバー
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/ems/-char/ja/

・日本感情心理学会Twitter
https://twitter.com/jsre_pr

・日本学術会議「ニューズレター」
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/1bu/index.html


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【9】エモーション・スタディーズ(ES)特集企画・特別号企画の募集について
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ES誌の特集企画は,会員であればどなたでも提案することができます。(下記URLには,これまで発行され
た特集のリンク,規程も公開しておりますのでご参照ください。)毎年4月30日を期限に企画案を募集して
います。募集要領をご覧になった上で,ふるってご提案ください。
また,定期発行分に加えて,ES特別号を発行しています。ES特別号とは,会員が自ら特集を企画し,発行
したいという場合に,必要な経費を負担していただくことで,その特集を発行できるようにするためのプ
ラットフォームです。
具体的には科学研究費等の研究成果やシンポジウム等の発表内容の公刊を念頭に置いています。ぜひ特別
号もご活用ください。ES特別号についても「ES特集号に関する申し合わせ」をご覧になった上で,ふるっ
てご提案ください。問い合わせは,随時,学会事務局までご連絡ください。

参考:http://jsre.wdc-jp.com/emotion.htm

ES編集委員会

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★ニューズレター配信日:毎月10日
★記事掲載依頼受付期限:毎月5日
★情報提供者を募集しております!学会,研究会,どんな情報でも,会員
に寄与するものは,配信いたします。事務局までご連絡ください。
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