ニューズレター
日本感情心理学会会員の皆様
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・日本感情心理学会 ニューズレター
・No. 107 (2019年4月10日)
・発行/著作権:日本感情心理学会事務局
・問い合わせ先:jsre-post@as.bunken.co.jp
・担当:日本感情心理学会事務局 薊 理津子
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【ヘッドライン】
1. 前理事長挨拶
2. 新理事長挨拶
3. エモーション・スタディーズ(ES)第4巻特別号の発行について
4. 感情心理学研究Vol. 26(2018) No.2のオンラインのお知らせ
5. 2019年度日本感情心理学会第27回大会のお知らせ
6. 大会発表賞について
7. エモーション・スタディーズ(ES)特集企画・特別号企画の募集について
8. Emotion Review の情報
9. International Society for Research on Emotion の情報
10. Society for Affective Science の情報
11. European Philosophical Society for the Study of Emotions の情報
前理事長と新理事長からのご挨拶がございます。
【1】【2】をご覧ください。
また、エモーション・スタディーズと感情心理学研究の最新号が発行されました。
題目等について、【3】と【4】をご覧ください。
さらに、第27回大会の研究発表申込み締め切りが延長されました。
発表賞についての案内もございますので、【5】と【6】をご確認ください。
感情心理学研究 最新号へのアクセス:Vol. 26(2019) 2号
原著,短報,資料論文がご覧いただけます。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsre/-char/ja/
エモーション・スタディーズ公開サイトへのアクセス:
J-Stageで最新号vol.4(2019)No. Siがご覧いただけます。
学会HP (vol.2(2016)No. 1まで公開)
http://jsre.wdc-jp.com/emotion.htm
J-Stage (最新号vol.4(2019)No. Siまで公開)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/ems/-char/ja/
日本感情心理学会Twitter
https://twitter.com/jsre_pr
日本学術会議「ニューズレター」
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/1bu/index.html
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【1】前理事長挨拶
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会員の皆様
2019年3月末日をもちまして任期満了となりました。6月の年次大会は前執行部が責任をもって対応するこ
とになっておりますので、今しばらくお世話になりますが、この機会に一言ご挨拶申し上げます。6年前の
1期目の就任時には、日本感情心理学会を、会員であることが誇らしく思える学会にしたいとご挨拶いたし
ました。この2期の間にさまざまな取り組みを行ってまいりましたが、果たして、この目標にどこまで近づ
けただろうかと振り返っております。本学会の更なる発展を祈りつつ、湯川進太郎新理事長へバトンタッ
チいたします。
最後になりますが、これまでの活動をさまざまな形で支えていただいた、執行部、理事会、各種委員会の
皆様、計6回の年次大会準備・実施委員会の皆様はもとより、学会を盛り立てていただいた個々の会員の
皆様に心よりお礼を申し上げます。
2019年3月31日 2016-2018年度理事長 中村真
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【2】新理事長挨拶
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会員の皆様
この度の改選で,4月より理事長を拝命いたしました。前理事長の中村真先生のように配慮の行き届いた運
営がどこまでできるか定かではありませんが,会員の皆様の利益を最優先に,不肖私のできうる範囲で精
一杯努力して参りますので,ご協力賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
日本は平成が終わりを告げ,令和の世となります。ここ数年来,教育・研究機関としての大学の在り方が
大きな変化の時期を迎え,一方で,心理学界では公認心理師資格がスタートし,色々な面で変革を余儀な
くされる新時代へと突入しています。こうした時代において,従来の「心理学」という学問そのものを再
検討・再構築していく必要に迫られていると,多くの方が肌で感じられているかもしれません。そんな中,
我々の研究対象である「感情」は,基礎から臨床まで含むハイブリッドなテーマであり,さらに,ディシ
プリンを超えた学際的なテーマでもあります。このことは,「心理学」という学問の形として,おぼろげ
ながらも一つの将来モデルを提示していけるのではないかと期待していますし,その結果,本学会のプレ
ゼンスが少しでも高まればと願っています。会員の皆様におきましては,是非,年次大会で活発に発表し
ていただき,『感情心理学研究』へ精力的に投稿していただき,『エモーション・スタディーズ』へ積極
的に応募していただき,各々のプレゼンスを高めていくことで会全体を盛り上げていっていただければ幸
甚です。
2019年度から2021年度まで3年間,長いようで短いかもしれませんが,まずは滞りなく運営していくことを
第一に目指して,鋭意尽力して参ります。繰り返しになりますが,皆様のお力添えのほど,何卒よろしく
お願い申し上げます。
2019年4月1日 2019-2021年度理事長 湯川進太郎
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【3】エモーション・スタディーズ(ES)第4巻Special Issueの発行について
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日頃より,日本感情心理学会の運営にご理解とご協力を賜り,感謝を申し上げます。このたび,エモーシ
ョン・スタディーズ(Emotion Studies:ES)第4巻Special Issueが完成いたしました。すでに
J-stageにて公開されておりますので,是非ご覧ください。また,冊子体もオンデマンド印刷しておりま
す。ご購入ご希望の先生は,学会事務局に直接お申し込みください。
J-stage
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/ems/list/-char/ja
日本感情心理学会事務局(国際文献社)
jsre-post@as.bunken.co.jp
定価:4000円
なお、Special Issue(特別号)は、会員の研究成果発信のためのプラットフォームとして整備いたしま
したが、今回が初めての発行となりました。通常号への企画提案とともに、是非、Special Issueという
成果発表の場もご活用ください。通常号、特別号を通じて、感情研究の広さ,深さ,面白さを再確認しつ
つ,社会に発信していくためのメディアとして育てていきたいと思います。よい雑誌にするための工夫を
続けて参りますので,お気づきの点,ご感想など,お知らせいただければ幸いです。
2019年3月
エモーション・スタディーズ 編集委員長 河野和明
<ES第4巻Special Issue 目次>
今田純雄・中村真 特集:社会的共生と排斥行動:問題の所在
田巻松雄 外国人児童生徒から「不法滞在者」へ──日系人Mの20年の軌跡──
樋口直人 排外主義への社会学的アプローチ──社会学的説明の検討と日本への示唆──
三浦麻子・小森政嗣・松村真宏・平石界 ソーシャルメディアにおけるネガティブ情動の社会的共有
──東日本大震災関連ツイートの長期的変化──
熊谷智博 攻撃行動としてのヘイトスピーチの社会診療学的検討
今田純雄 嫌悪感情の機能と役割──Paul Rozinの研究を中心に──
岩佐和典 行動免疫からみた特定集団への否定的態度
河野和明 排斥の適応論と現代日本人の嫌悪対象集団について
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【4】感情心理学研究Vol. 26(2019) No.2のオンラインのお知らせ
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感情心理学研究Vol. 26(2019) No.2がオンラインとなりました。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsre/-char/ja/
以下に著者および論文題目をお知らせ致します。
原著
著者:大井 瞳, 望月 聡
『持続的注意課題中の反すう思考に影響を与える要因の検討』
資料
著者:田中 奈津美, 長谷川 晃
『大学生の両親に対する行動と両親からのソーシャル・サポート,家族機能,抑うつの関連』
短報
著者:古谷 大樹, 竹内 康二
『言語関係の評価を通じて測定した潜在的自尊感情─日本人大学生へのImplicit Relational
Assessment Procedureによる検討─』
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【5】2019年度日本感情心理学会第27回大会のお知らせ
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2019年度日本感情心理学会第27回大会(河野和明大会委員長・伊藤君男事務局長)は東海学園大学にて,
6月28日(金)-30日(日)に開催されます。
http://jsre.wdc-jp.com/conf/2019/
1.参加申込・発表申し込み
参加申込・発表申し込みは下記URLにアクセスし、手続きを行ってください。
http://jsre.wdc-jp.com/conf/2019/application.html
2.大会までのスケジュール
参加申込に関わる入会申込み締め切り
4月15日(月)24 時
研究発表申込み締め切り
4月22日(月)24 時
予約参加申し込み締め切り
5月7日(火)24 時
大会参加費等の納入期限
5月24日(金)24 時
プレカンファレンス
6月28日(金)
本大会
6月29日(土),30日(日)
3.プレカンファレンス
・タイトル:顔・表情が伝えるもの
企画者:難波修史(広島大学)
話題提供者:難波修史(広島大学)
中村航洋(早稲田大学)
熊野史朗(NTT)
指定討論者:小森政嗣(大阪電気通信大学)
梅村浩之(産業技術総合研究所)
・タイトル:今,改めて問う「感情とは何か」(3)―研究方法からみる「感情とは何か」―(仮)
企画者:武藤世良(お茶の水女子大学)
白井真理子(同志社大学)
登壇者:未定
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【6】大会発表賞について
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第27回大会(東洋大学)では,昨年を踏襲し, 大会1ヶ月前までに
抄録を提出された発表が大会発表賞の選考対象となります。
抄録の電子ファイルを日本感情心理学会第27回大会準備委員会の
メイルアドレスまで奮って送付ください(〆切厳守)。
提出期限:5月31日(金)24時
送付先メイルアドレス: jsre2019.tokaigakuen@gmail.com
なお,大会発表賞選考対象外の通常の発表抄録提出〆切は 7月7日(日)24時
となっております。詳しくは大会ウェブサイトをご覧ください。→
http://jsre.wdc-jp.com/conf/2019/schedule.html
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【7】エモーション・スタディーズ(ES)特集企画・特別号企画の募集について
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ES誌の特集企画は,会員であればどなたでも提案することができます。(下記URLには,これまで発行され
た特集のリンク,規程も公開しておりますのでご参照ください。)毎年4月30日を期限に企画案を募集して
います。募集要領をご覧になった上で,ふるってご提案ください。
また,定期発行分に加えて,ES特別号を発行しています。ES特別号とは,会員が自ら特集を企画し,発行
したいという場合に,必要な経費を負担していただくことで,その特集を発行できるようにするためのプ
ラットフォームです。
具体的には科学研究費等の研究成果やシンポジウム等の発表内容の公刊を念頭に置いています。ぜひ特別
号もご活用ください。ES特別号についても「ES特集号に関する申し合わせ」をご覧になった上で,ふるっ
てご提案ください。問い合わせは,随時,学会事務局までご連絡ください。
参考:http://jsre.wdc-jp.com/emotion.htm
ES編集委員会
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【8】Emotion Review の情報
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最新11巻2号(April, 2019)へのアクセス
http://emr.sagepub.com/content/current
会員になると,Emotion Researcherという,感情研究者にとって魅力的な記事がつまった会報がWebで見
れます。
ISRE's Sourcebook for Research on Emotion and Affectという欄では,新しくEmotions and
Healthについて特集されています。
タイトルと筆者は以下の通りです。
Assessing and Understanding the Role of Everyday Emotion and Affect in Relation to
Stress and Health (Joshua M. Smyth, Andreas B. Neubauer, & Michael A. Russell)
The Politics of Well-being and Ecstasy (Jules Evans)
読んでみたくなったら,会員になってみましょう!
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【9】 International Society for Research on Emotion の情報
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ISRE2019はオランダ,Amsterdamで,2019年7月10日から13日の日程で開催されます。
詳細はISREのウェブサイトをご確認ください。
http://isre.org/
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【10】Society for Affective Science の情報
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2019 SAS Annual Conferenceはアメリカ、Bostonで、3月21日~23日にて
開催されました。
次回大会の2020 SAS Annual Conferenceの日程は以下の通りです。
日時:April 23-25
場所:The Park 55 Hotel,San Francisco,CA USAで開催されます。
詳細はSASのウェブサイトをご確認ください。
https://society-for-affective-science.org/
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【11】 European Philosophical Society for the Study of Emotions の情報
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次回大会の2019 EPSSE annual Conferenceの日程は以下の通りです。
日時:June 10-12
場所:Pisa, Italy
EPSSEに関する詳細は以下のウェブサイトをご覧下さい。
https://www.epsse.org/
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★ニューズレター配信日:毎月10日
★記事掲載依頼受付期限:毎月5日
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